四万十川が「最後の清流」と呼ばれる理由は、その流れの清らかさだけではありません。川を取り巻く森や山など様々な環境が豊かな生態系を支えていること。今でも古くから伝わる伝統的な漁法を用い、川の恵みを生活の糧とする「川漁師」の人たちがいること。それらすべてがひとつひとつとなって、母なる四万十川となるのです。